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勇者「試し斬りしていい?」 魔物「駄目です」

さあ、オフ会の準備しなくては…んっと…この前買ったメイド服はどこいったk
などという冗談はともかく、今回も無駄に大荷物(笑)

さて…最近小説書く気がわいていますが、長編は無理っぽい零です。

というわけで短編です。






「めんどーなのでたいとるなっしんぐ」

勇者「試し斬りさせろ」

魔物「やめてください」

勇者「いいじゃないか、減るものじゃないし」

魔物「私の命が減ります」

勇者「いいじゃないか、命の一つや二つ」

魔物「良くないです」

勇者「大体魔王倒した後に武器が手に入るのはおかしいだろ」

魔物「私に言われても困ります…」

勇者「というか魔王倒しても魔物は消えないのか?」

魔物「中には魔王様の魔力で作られた魔物もいますが、大体は魔王様の恐怖政治で嫌々従っていた魔物ですから…」

勇者「なんだ、魔王人気なかったのか…でも様付けだな」

魔物「魔王様と言わないと死刑だったので…今でもそのクセが…」

勇者「じゃあ魔王倒されて皆大喜びなのか?」

魔物「はい!!もうほとんどの魔物は大喜びですよ!!私の友達もやっと魔王様のセクハラから解放されるって…」

勇者「魔王最低だな」

魔物「はい、もう大きな声では言えませんが支持率なんて本当は0.1%以下でしたよ…でもそんなこと堂々と言えないので皆賛成という形に…」

勇者「どっかの国みたいなシステムだな…ところで」

魔物「はい?」

勇者「試し斬りしていい?」

魔物「勘弁してください」

勇者「でも俺が斬らなくてもほかの兵士達に斬られるだろ」

魔物「う…そ、そうですね…魔王様がいなくなっても魔物はまだ悪だという認識が人間さん達にはありますからね…」

勇者「そうそう。というわけで」

魔物「嫌です」

勇者「まだ言ってないのに…」

魔物「ですから…勇者様から人間さん達に伝えてくれませんか?もう魔物は悪くないって…」

勇者「あ、それ無理」

魔物「え、どうしてですか?」

勇者「俺全国指名手配中だから」

魔物「…」







勇者「到着」

魔物「…ここ、魔王城ですよね…」

勇者「ああ。俺は町に住めないからな…今日からここで暮らす」

魔物「…えっと…私は…」

勇者「好きにしていいけど死んでも知らないよ」

魔物「…じゃあ、迷惑じゃなければ…」

勇者「よし…じゃあまずは飯だ!!」

魔物「そういえばお腹空きましたね…」

勇者「あれ、魔物もご飯食べるの?」

魔物「そりゃ…生き物ですから」

勇者「…好物は人肉?」

魔物「食べません!!木の実とかフルーツとかです!!」

勇者「うーん…そういえば魔物の肉は美味しいのかな…」

魔物「た、食べ物探してきます!!」







勇者「…不味い…」

魔物「ご、ごめんなさい…でも、料理なんてしたことないし…」

勇者「不味い不味い。俺が作ったほうがまだましだな」

魔物「うう…酷い…」

勇者「まあ、慣れれば上手くなるだろう…ご馳走様。片付けよろしく」

魔物「あ、はい…(文句言いつつ全部食べてくれた…)」






魔物「勇者様、お掃除するのでどいてください」

勇者「お前結構綺麗好きだな…」

魔物「魔王城が汚すぎるだけです!!」

勇者「魔王城は広いぞ…掃除だけで何年かかるか…」

魔物「頑張ります!!」

勇者「…」






勇者「ただいまー」

魔物A「どうも」

魔物B「こんにちは」

魔物「勇者様…この魔物さん達は…?」

勇者「ん、人間に追われていて困ってたから拾ってきた」

魔物「そんな犬猫みたいに…」

勇者「でもこいつら何もしてないぞ?」

魔物A「そうなんすよ、僕ら人間さん達と仲良くなりたいだけなのに…」

魔物B「兵士達は問答無用で狩ってくるし…」

魔物「はあ…皆さん苦労していますね…」

勇者「というかお前魔物という名前ややこしいから改名だ」

ヒロイン「あ…レベルアップ☆」

勇者「したのか?」






魔物133「ヒロインさん、今日の夕食はなんすか?」

ヒロイン「あ、今日はカレーです」

魔物116「ひゃっほう、俺大好物だぜ!!」

魔物58「でもヒロインさんも大変ですね、こんなにたくさんの魔物分の料理するの…」

ヒロイン「いえ、私料理好きですから」

勇者「ただいま…お、今日はカレーか…」

ヒロイン「お帰りなさい。今日は勇者様の大好きなカレーです。たくさん食べてくださいね」

勇者「うーん…はたしてその量で足りるか…」

魔物155「ど、どうも初めまして…」

ヒロイン「あらあら…また増えましたね(笑)」







勇者「…」

ヒロイン「…勇者様…何かあったのですか?」

勇者「ん、ああ…ちょっとな…」

ヒロイン「…勇者様、あまり無理しないでくださいね…」

勇者「…ありがとう」

ヒロイン「い、いえ…そんな…」

勇者「…」

ヒロイン「…」






魔物223「いきなり全員集合とは…一体何があったんだ?」

魔物200「嫌な予感がするぜ…あ、勇者殿だ」

勇者「えー…皆に集まって来てもらったのはほかでもない…兵士達がやってくる」

ざわざわ…

勇者「1年…隠れ続けたがとうとう気付かれてしまった」

ヒロイン「…そ、そんな…」

魔物188「あいつら…まだ俺達を倒そうとしているだろうな…」

勇者「だから皆…早く逃げろ」

魔物255「冗談じゃねえ!!俺達はずっとあんたと一緒にいるぜ!!」

魔物222「そうだ!!俺達がこうしていられるのも勇者様のおかげなんだ!!」

ヒロイン「そうです、勇者様…皆、あなたのことが大好きなのです…」

勇者「…皆…もう、後戻りできないぞ…?」

魔物213「構わねえよ。どうせ俺達に居場所なんてないんだよ」

魔物244「おうよ!!兵士達に一泡吹かせてやろうぜ!!」

勇者「…」








ヒロイン「…あれ、勇者様…どこ行ったのかな…トイレかな…」

ヒロイン「…」

ヒロイン「…」

ヒロイン「…なんだろう…胸騒ぎが…」







副将「女将軍様…準備が整いました…」

女将軍「副将…何か言いたそうだな…構わん、発言せよ」

副将「…自分は、今回の指令に疑問を持っています。勇者殿の逮捕はともかく、魔物達の殲滅は…何もしていないのに…」

女将軍「勇者が…いや、逆賊が魔物達を使って我々に攻めてくる可能性がある。危険な芽は潰す」

副将「…しかし…」

兵士A「報告、報告!!」

女将軍「静かにしろ!!奇襲が悟られる!!」

兵士A「も、申し訳ありません…ですが…」

女将軍「…何!?」







勇者「…久しぶりだな、女将軍」

女将軍「…用件は何だ?」

勇者「挨拶ぐらいしてくれよ…」

女将軍「犯罪者と会話する気はない」

勇者「やれやれ、昔はもっと」

女将軍「下らん話はするな。丸腰のようだが…無駄口叩くと斬る」

勇者「…じゃあ言う。俺は自首するから魔物達は見逃してくれ」

女将軍「…何故だ?何故そうまでして魔物をかばう?あいつらが今まで何をしてきたか…知っているだろう?」

勇者「それは全て魔王が原因だ。魔物に罪はない…」

女将軍「…どうして、どうしてお前は…」

ヒロイン「勇者様!!」

女将軍「!!」

勇者「馬鹿…何でここに…」

ヒロイン「だ、だって…勇者様が…」

女将軍「そうか、貴様か…貴様が勇者を誑かし…悪に染めたのだな…」

ヒロイン「…え?」

勇者「女将軍…落ち着け!!」

女将軍「問答無用!!斬る!!」

ヒロイン「きゃああ!!」

勇者「くそ!!」

ぐさ

ヒロイン「…ゆ、勇者様…?」

勇者「…」

女将軍「…愚かな…魔物をかばうとは…心の底から悪に染まったようだな…」

勇者「…ふふふ…」

女将軍「何が可笑しい?」

勇者「では聞くが…その悪である魔物がどんなことをした?人間の犯罪と魔物の犯罪…どっちが多い?」

女将軍「…そ、それは…」

勇者「お前だって気付いているはずだ…魔物全てが悪ではないと…人間全てが正義じゃないと同じように…」

女将軍「…だ、黙れ…」

勇者「…お前はまだ、逃げて…」

女将軍「黙れー!!!」

ぐさ

勇者「ぐ…あ…」

ヒロイン「勇者様ーーー!!!」

女将軍「はあ、はあ…」

副将「女将軍様…」

女将軍「…私は…国王暗殺者を始末した…ただ、それだけだ…」

副将「…違うのです…」

女将軍「…なんだと?」

副将「…国王は…魔王に殺され、摩り替わっていたのです。それに気付いた勇者殿が、魔王を倒しました。私はその現場をしかと見ました」

女将軍「…馬鹿な…あの時、確かに勇者が国王を殺したと…」

副将「そのままでは、国民皆国王の死から立ち直れないと…それほど国王は偉大でした。だから勇者殿は復讐という形で皆の生きる力となったのです…」

女将軍「…そんな…」

副将「実際、そのおかげで皆国王の死から立ち直りました。勇者殿はそのままひっそりと暮らすつもりでしたが…一つ、誤算がありました」

ヒロイン「…それが…私達?」

副将「はい。魔王がいなくなったら魔物は保護してもらえると思っていましたが、結果は虐殺が行われてしまいました…だから勇者殿は魔物達を助けようと…」

ヒロイン「そんな…私達のせいで…」

勇者「…きに、するな…」

ヒロイン「勇者様!?」

女将軍「勇者!?」

勇者「…これは…俺が、選んだ、道だ…お前に…罪は、ない…」

ヒロイン「勇者様…」

女将軍「勇者…何故、何故…私に何も言わなかった!?」

勇者「…悪役は…1人で、十分だ…お前は…兵達を支える…必要、が…」

女将軍「勇者…くそ、救護班!!急いで勇者を治療しろ!!」

勇者「…これで、魔物達も平和に暮らせる…」

ヒロイン「そんな…それじゃ、勇者様が…」

勇者「…言ったろ…これは…自分で…」

ヒロイン「嫌です…勇者様が…いなくなるなんて…」

勇者「…」

女将軍「救護班急げ!!」

ヒロイン「勇者様ーーー!!!」







ママ「…それから、まだ色々があったけど、人間と魔物は共存するようになりました。人間と魔物が住む町、人間だけの、魔物だけの町…色々な形で」

男の子「凄いなー勇者様」

女の子「勇者様英雄だねー!!」

ママ「ええ。勇者様の故郷には勇者像ができて、皆その伝説を伝えているのよ」

女の子「ふーん」

男の子「ねえママ、その勇者様って…」

パパ「た、ただいま!!」

ママ「あ、お帰りなさいあなた」

男の子「あ、パパ!!」

女の子「お帰りなさーい!!」

女将軍「こら待て、勝ち逃げは許さん!!」

パパ「しつこいな…俺はもう一般人なの」

女将軍「武術大会で何回優勝しているt」

ママ「はいはい、女将軍さんも落ち着いて」

女の子「余裕のない女性は駄目ですよー!!」

女将軍「ぐう…」

ママ「あら…そんな言葉どこで覚えたの?」

パパ「ところで、何をしていたんだ?」

男の子「えっとね、えっとねー」

ママ「ふふ…勇者様のお話ですよ」







当初と全然違う展開になったorz

相も変わらずテキトー…

テーマ : 雑記
ジャンル : ブログ

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拍手コメント様
ありがとうございます。本当は勇者もっと意地悪な設定でした(笑)
エッダ…あんな扱いで良かったのでしょうか?(汗)
ちなみに昔の記事にはポエットをしっちゃかめっちゃかにしている小説があります(笑)そしてポエ好きな方はたっっっくさんいらっしゃいます(笑)

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コメント返信

コメント非公開様
お久しぶりです。こちらこそ最近遊びに行けずすいません。
うーん…その○○に何が入るのか気になる(笑)
私のは参考になんてなりません(汗)企画とかも超グダグダに(汗)
そうですね…メールのほうがよろしいでしょうか。私のアドレスは変わっていませんので。

No title

うああああん!!
不覚にも泣けました・・・。
零様はギャグ!っていうイメージでしたが、泣ける物語も書けるとは・・・!!
何者!
想像以上に感動しておりますよ!

良い話すぎます・・・!
こういう話大っ好きなんです!暇あれば何度でも見たい話です!

なんかありがとうございました!

コメント返信

美柑様
いやー…ありがとうございます。本当はギャグメインで最後にちょこっと良い話…という予定でしたが、書いていく内に(汗)
これも即興思いつきで書いたので、そんなに感動していただけるとは嬉しい限りです。
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