スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「闇と光」 第七章-3

最終決戦。
「全ては…お前の仕業か」

明らかに師匠は怒っていました。

「本当に永かったぞ…人間あの時の屈辱…いまここで晴らす」

「ふん、恥の上塗りになるというのに…」

「くくく…いいのか?私を斬れば娘も死ぬぞ」

「構わん」

師匠は剣を構えます。

「それだけがお嬢を救う手なのだから」

「…やはりお前は恐ろしい人間だ。私も本気で立ち向かおう」

「はああ!!」

師匠は光の魔法剣で魔王を斬り付けます。

「ぬお!!」

魔王は闇の力で師匠の剣を受け止めます。

「くくく…ここは闇の力が溢れている。お前には不利な場所だな」

「…これは、ちんたら戦っている場合じゃないな」

そう言って師匠は光の剣に力を注ぎます。

「はあああ…」

今まで見たことのない巨大な魔法剣でした。恐らく師匠の全魔力を注いでいます。

「勝負に出たか…ならば私も全力で迎え撃つ!!」

「勝負は…一瞬」

「喰らえ!!」

魔王は闇魔法を師匠に向かって放ちます。

「…はあっ!!」

師匠は光の刃を魔王に向かって放ちます。それは巨大で、魔王の放った闇魔法をたやすく消しました。

「何!?」

師匠の行動が予想外だったのか、魔王に動揺が見られました。

「く…だが、これを耐えれば…」

師匠の光の刃と魔王の闇の壁がぶつかり合います。

「ぐぐ…」

「…」

「ぐぐぐ…ぐおおおお!!!」

魔王はかなり体力を消耗したようですが、師匠の光の刃に耐えました。

魔王はその時、勝利を確信したのでしょう。もう師匠に力は残っていないのだと。

「くくく…私の…?」

すでに師匠は行動に移っていました。

「ナティア!!」

師匠は魔王の頭上に飛び上がって

「炎よ!!」

私は全力の炎を師匠の剣に向かって放ち

「これで」

師匠の炎の剣が

「終わりだ」

魔王を切り裂きました。

「ぐおお…そんな、馬鹿な…」

そして魔王は…今度こそ、完全に消滅しました。

「見誤っていたな…相手は私一人ではなかったのだ。私には…信頼する仲間がいる」

「師匠…」

「…」

魔王は消滅し、サキさんは

「ラ、ル…」

もう虫の息でした。

「お嬢…ごめん。私は…結局助けることができなかった」

「謝るのは、私…わかっていた…はず、なのに…自分の、弱い心に…打ち勝つことが…でき、なくて…」

「お嬢…」

「ごめんなさい、ラル…迷惑ばかり、かけて…」

「…気にするな」

「…」

サキさんは笑顔を見せ

「あり、がとう…」

そう最後の言葉を残し、息を引き取った。

「…」

「…師匠…」

「…結局、私は誰も救えなかったな」

師匠はそう呟きました。

続く

テーマ : 雑記
ジャンル : ブログ

コメントの投稿

非公開コメント

No title

ナティアの活躍の場がありましたねw
ナティアの魔法の才能ってやはりすごいようですね;
師匠と協力しているとはいえ魔王クラスにダメージ与えれる

コメント返信

銀蛇様
ナティアの活躍の場はありましたが…残りの二人は…(笑)
ナティアはラルより魔力は高い設定です。あまり生かされてない設定ですorz
プロフィール

零

Author:零
読み方:「ぜろ」

リンクはご自由にどうぞ。コメントとかで残していただいたら遊びにいくかもしれません。(ただし、アダルト関係などは除く)

コメントはできるだけ返事するよう努力します。コメント返信はコメントのあった場所にします。

荒らしや宣伝行為などは遠慮なく削除いたしますのでご了承ください。

最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
フリーエリア
リンク
ブロとも一覧

世界次元管理日記
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。