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「闇と光」 第七章-1

第七章開幕。
「皆は手を出すな」

師匠はそう言って一歩前に出ました。

「…」

マクベスさんは無言のまま双剣を構えました。

「マクベス…」

師匠は剣を構えました。

「…」

マクベスさんは素早い動きで師匠を翻弄します。

「…」

しかし師匠はマクベスさんの攻撃を全て紙一重で避けています。

「…やっぱり、駄目ね」

サキさんが呟きました。

「一度死んだ人間だ。元々の実力の半分も出せていない」

「…つまり俺は本来の半分に満たない力に負けたわけね」

「相手が相手だ。お前が弱いわけではない」

「…時間がない。兄さんは再び退化を始めている」

サキさんはそう言って斧を構えました。

「私がラルを殺す。兄さんはほかの3人を殺して」

「…」

「マクベス…」

「…う…あ…」

「…どうしたの、兄さん…早く殺して?」

「…うあああああ!!」

マクベスさんは雄たけびを上げながら私達の方へと向かって

「…馬鹿者が」

その途中で師匠に阻まれました。

「う…あ…ら…る…」

「マクベス…お前はそこまで弱い男ではなかったはずだ」

「…ら…る…」

「その剣を何のために使うと誓ったのか…思い出せ、マクベス!!」

「うう…お、れは…」

「兄さん…」

「お、れは…この剣、を…妹を…サキを守るために使うと…誓う!!」

「…今、お前は何をしている?本当に…それでお嬢は救われるのか?」

「う…あ…」

マクベスさんは苦しみながら、サキさんのほうを向き。

「サキ…もう、ヤメロ…おま、えのやって、いることは…間違って、いる」

「どうして…どうして!?」

「お嬢…」

「私は兄さんとずっと一緒にいたかった!!離れたくなかった!!あの時、本当に幸せだった…兄さんと、ラルと…二人がいれば、私は他に何もいらなかった!!」

「サキ…」

「なのに、あの日…私が暴走して…それを止めるために…ラルは兄さんの命を犠牲にした!!」

「…」

「ラルが…兄さんを殺して…」

「サキ…」

「どうして…兄さんを…」

「それは、違う…」

「…マクベス!?」

師匠に動揺が見られました。

「お前は…真実から…逃げている…」

「マクベス…よせ!!」

「真実…?どういうこと、兄さん?」

マクベスさんは

「あの時」

サキさんに

「俺を殺したのは」

残酷な真実を

「…お前だ」

告げました。

続く

テーマ : 雑記
ジャンル : ブログ

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