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「闇と光」 第六章-3

第六章終わりです。
現実は甘くないのです。
一体何が起きたのか、わかりませんでした。

気付けば、アズリアさんは突き飛ばされていて

カインさんの胸に、斧が突き刺さっていました。

「ぐ…」

「カイン!!」

「…裏切りは、許さない…」

そう言ったのは、サキさんでした。

「…」

サキさんは、そのまま上の方へと上がって行きました。

「カイ…」

「来るな…」

カインさんは血塗れになりながらも立ち上がりました。

「…この傷じゃ…もう、助からない…」

「カイン…」

確かに…カインさんの傷は致命傷でした。今生きているのが不思議なくらいです。

「…あいつを…サキを、助けてやってくれ。あいつは…可哀想な奴なんだ」

「安心しろ。あいつは我々が助ける」

「ふ…」

師匠の言葉に、カインさんは笑みを浮かべました。

「…姉上…ごめん…結局、そばにいてやれなかった」

「カイン…」

「あいつを…サキを、恨まないでやってくれ…」

「…」

「姉上」

カインさんは

「幸せにな」

そう最後の言葉を言って

「カイン!!」

そこから飛び降りて行きました。

「…カイン…」

アズリアさんは、カインさんが飛び降りた場所の下をただ見つめていました。

「…行くぞ、時間がおしい」

「おい、ラル…」

ハウトさんが師匠を咎めようとしましたが

「…ラルが正しい。急いで…彼女を止めないと」

アズリアさんは、気丈にもそう答えました。

「アズリア…」

「早く…カインの意思を、無駄にしないためにも」

「…そう、だな…」

そして私達は向かいました。

サキさんとマクベスさんの元へ。






「いらっしゃい、ラル」

最上階…前回と全く変わっていません。

「…お嬢」

「さあ…今回が最後…全員殺す」

「…お嬢…」

師匠は、悲しい顔をしていました。

「ラル、どうしてそんな顔しているの?」

「…」

「…もしかして、カインのこと?」

私は

「別にいいじゃない」

その瞬間

「あんなゴミ殺したくらい」

もう、サキさんは戻れないと思いました。

「…お嬢…」

でも、師匠は…あきらめませんでした。

「ごめんな、お嬢…今、助ける」

そうして

「ふふ…お願い、兄さん」

私達の

「…」

最後の戦いが始まりました。

第六章 完

テーマ : 雑記
ジャンル : ブログ

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