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「闇と光」 第三章-3

…ラブコメはどこいった!?
「アズリア…何故ここに!?」

「それはこっちの台詞…カイン、どうして?」

…お二人共お知り合いのようです…

「…」

カインさんは私達のほうを睨み

「貴様等か…貴様等が姉上を誑かしたな!!」

…姉上…?

「カイン…」

…つまり…

「姉弟か…似てないな」

師匠、言ってはいけないことを…

「黙れ、ゴミが」

「カイン…汚い言葉、駄目」

「ぐ…」

…どうやらカインさんはアズリアさんに弱いようです。

「姉上!どうして人間側に付く!!」

「カインこそ…どうして?」

「人間共が俺達に何をしたのか忘れたのか!!こんなゴミ共は全員殺すべきだ!!」

「…そんなことない…」

…カインさんとアズリアさんが激しく言い争っています。

「…」

「…」

私と師匠はコンタクトをとって

「えい!!」

私はカインさんに向かって魔法を放ち

「え…?」

師匠はアズリアさんを引きつれ、上の階へと進みました。

「ぐ…なんだこれは!?」

カインさんの動きを封じ込めている間に最上階を目指します。





「…カイン、どうして…」

アズリアさんはまだショックを隠しきれない様子です。

「今考えてもしかたない。それよりお嬢を…サキを倒すことを考えろ」

「…師匠…」

師匠が名前を知っているということは…つまり、サキさんと師匠は知り合いというわけで…

「…あの…師匠とサキさんとは…どういう…」

私は弱弱しく師匠に尋ねました。

「昔の知り合いだ」

師匠はただ一言、そう言いました。

「…」

…心が、痛いです。







そして最上階に着きました。

「…お嬢…」

そこは飾りも何もない、広い部屋でした。

「…ラル…」

そこに、女の子が一人いました。

「…思った以上に早いね。カインも役に立たない…」

これが…サキさん…?

「…変わらんな、お前は」

「ラルも…変わらない?」

「さてな…」

「…」

私もアズリアさんも、ただ見守っていました。

「…で、何たくらんでいる?」

「教えない」

「ふん、相変わらずの秘密主義か」

「乙女には秘密が多いの」

「そんな言葉、どこで覚えたんだか…」

「…」

他愛のない会話に見えますが、二人共殺気がすさまじいです。隙があれば、いつでもしかけそうな空気です。

「まあ何であれ、時間がない…さっさと終わらせるぞ」

「もう少し…お土産を待って」

「…土産?」

「ほら、来た」





それは…カインさんとはまた違う男の人と、傷だらけのハウトさんだった。

「ハウト!!」

「…」

男の人は、ハウトさんをアズリアさんに向かって放り投げました。

「ハウト…しっかりして!!」

アズリアさんは悲痛な声を上げて治療を始めました。

「…な…なぜ…マクベス…お前が…」

「…」

師匠は…あきらかに動揺していました。そんな姿は初めてでした。

「…どうして…?」

サキさんのほうも疑問の声を出していました。

「兄さん、ちゃんと殺してって言ったのに…生きてるじゃない」

「…サキ、お前…まさか…」

「おかしいなあ…」

「…なんて、馬鹿なことを…」

「…まあいっか。どうせ皆殺すんだし」

「師匠!!」

「!!」

私は素早く魔法を唱え

「…無駄、あなたの力…?」

師匠も素早く反応して

「これは…まさか…」

ハウトさん、アズリアさんと共に

「ラルが…逃げの一手?」

その場から逃げ出しました。

続く

テーマ : 雑記
ジャンル : ブログ

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