スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「闇と光」 第二章-5

これで第二章も終わりです。しかしこれのどこがラブコメだ?と思うのは私だけですか?
「…ご苦労だったね」

タータさんが労いの言葉をかけてくれました。

あれから半日が過ぎました。今はお昼を過ぎた時間です。

師匠はまだ眠っています。その内目を覚ますとアズリアさんは言ってます。

「…」

そして、ハウトさんはずっと不機嫌なままです。

「あんた、知っていたのか?今回のこと」

「…ある程度は。しかし魔族まで関わっているとは思いませんでした」

「ふん、俺達を使って騒ぎを起こしてあの貴族の立場を悪くする。あわよくば証拠見つけて逮捕という腹だったのか?」

「否定はしません」

ハウトさんの言葉にタータさんは肯定をしました。

「言い訳はしません。僕はあなた達を利用しました」

「…悲しいな、悪者はわかっているのに裁けないとはな」

「ええ、不条理ですね」

「…」

「…」

ハウトさんはまだまだ不機嫌です。私とアズリアさんはただ見守っています。

「…まだ聞きたいことがあるようですね」

「ラル」

ハウトさんの一言に皆わずかながら反応しました。

「相手は魔族だった。それを一人で倒すことなんて不可能だ…人間なら」

ハウトさんの言いたいことはわかります。つまり…

「ラルは…魔族を契約しているのか?」






くそ…最悪な一日だぜ…

あ?俺が誰かだって…盗賊の頭だ。昨晩貴族の家を襲撃してさっさと逃げてきたんだよ。

「あんなの聞いていませんぜ、親分」

「やかましい!俺だって聞いちゃいねえよ!!」

「これからどうするんですか?」

「もうあそこで仕事するのは勘弁だな…どこか別の町に…」

「役立たず」

そこに不釣合いの声が響いた。

「お、お前は…」

それは少女だった。

「なんだ、お前…?」

「よ、よせ…」

俺は震えていた。当然だ、俺は見たことあるからだ。あいつの恐ろしさを…

「今俺達はイライラしてんだよ!!」

俺の制止は全く効果がなく、血の気の多い数人が少女に近づく。

「や、やめろお前ら!早く逃げろ!!」

「親分、何言って…」

そいつが最後まで言葉を言うことはなかった。

「…な…」

部下達はただ呆然としていた。少女に近づいた数人の部下が一瞬の内で体を真っ二つにされたからだ。やったのはもちろん少女。その体には不釣合いの斧を手に持っていた。

「い、いつの間に…」

「あ、あ…」

「…逃げろ!!!」

俺が叫ぶまでもなく、皆逃げていた。こうなれば自分の身が危ない、俺だって危険だ。

「ん…」

少女から逃げていると、前方に男の姿が見えた。

「どけ!!」

皆獲物を持って男を威嚇した。

「…」

男は黙って短剣を両手に構えた。

「無視しろ!このまま突っ切って逃げろ!!」

俺達はそのまま男を無視して通り…

…アレ?

男の姿が消えた。一体どこに…?

いや、それより…なんで、部下達の体が…バラバラになっているんだ?

アレ?オレモ…ウゴケ、なく…しかイが、み、エ…

第二章 完

テーマ : 雑記
ジャンル : ブログ

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

零

Author:零
読み方:「ぜろ」

リンクはご自由にどうぞ。コメントとかで残していただいたら遊びにいくかもしれません。(ただし、アダルト関係などは除く)

コメントはできるだけ返事するよう努力します。コメント返信はコメントのあった場所にします。

荒らしや宣伝行為などは遠慮なく削除いたしますのでご了承ください。

最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
フリーエリア
リンク
ブロとも一覧

世界次元管理日記
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。